心頭で風味すべきこと。
五月は風薫る季節といい、
自然の中を吹き抜けてきた風は、
緑の香りがする風であり、
その暖かな風は、
心地よさという薫り、を感じさせる、
そういうことを表しているのでしょうか。
香りは、鼻で感じるもの、
薫りは、心で感じるもの、
そんな違いがあるようです。
漢字の違いは、
話す言葉では表現できない、
風流さがあります。
六月になると、
どんな香りがして、
どんな薫りを感じれるのか。
これもまた、季節の楽しみ方ですね。
そしてそれは、
「今」を感じるという事に繋がります。
見えて観る、
聞こえて聴く、
香って薫る、
それぞれの違いを考えると、
始めは、目や耳や鼻を使い、
その後に、
心を入れて感じるという意味があります。
そうすると、その一瞬の大事さに気づきます。
一方、
見る、聞く、香る、
だけでは、当たり前に過ぎていきます。
当たり前に見えて、聞こえて、香ったものを、
観て、聴いて、薫るとき、
大事な「今」を感じる事が出来るのです。
日々の生活の中で、
どれだけの「今」に気付けるか。
それには感じる心と、
考える頭が必要だという事です。
仕事をしていても、遊んでいても、
その中に「今」を沢山感じる。
それこそが幸せの根底ではないかな。
そう思います。
最近、「幸せってなんだろう?」
というテーマを、友達に聞かれて、
すぐに答えが出ませんでした。。
あれやこれやと頭の中を整理して、
これかな?
と思い、ブログに書いているところです。
そして、書くことで、
さらに、頭の中に思い描くことができます。
また、人に言うことから、
さらには、人に謂うことになります。
言うは、言葉を発することで、
謂うは、考えを述べることです。
こんな事を考えていると、
いつまで経っても終わらないので、、笑
話しを戻しますと、、
美容に関することも、
何かで見たり、
人から聞いたり、
アロマなどの香りを嗅いだり、
その時に、
心と頭を使い、
観て、聴いて、薫ってほしいのです。
美しくなりたい、
若々しくいたい、
健康でいたい、
そう願うとき、
ただ、目や耳や鼻を使っているだけでは、
成果も出なければ、
続ける事も出来ません。
その都度、
感じて、考えてください。
化粧品、美容法、健康法、
それらを知った時も、
また、それらを始めた時も。
そうすることで、
自分がしている事の意味を知り、
「今」を大切に感じる事が出来ます。
他力本願では無く、
自分で感じ、考えるのです。
次の一瞬には無くなってしまう、
「今」の繰り返しで、、
その重なりでまさに「今の自分がある」
のですから。
いい「今」を重ねる事が、
いい「歳」を重ねる事です。
そうして積み重ねられたものが、
人の魅力であり、美しさであり、
優しさであり、その人の価値です。
是非、
心と頭を使い、
心頭で風味すべきことを、
大切にしてください。
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